■節電について思うこと
待機電力を切って節電すると電気製品によっては大きな節約になることは間違いではありません しかし、むやみやたらと切っていたのでは不便ですし無駄な努力かもしれません
●「どのくらいの待機電力があるか知ってます?」
電気をどれくらい消費しているか知る手段としては
【クランプメーター】が便利です これは電線の中を流れる交流の電流(100Vコンセントなど)を計る計測器です 昔は高価で1万円ほどしましたが最近は千円ほどでも売ってます 本格的に使うには専用の器具も必要ですが家庭で使うなら100キンで短い延長コンセントを買ってきて線と線の中央を開いて線の片方にクランプメータを挟めば測定できます
難しいという方は
【エコワット】という手もありますが、待機電力のような小さな値には不向きです
●「待機電力節電する優先順位をつけてみては!」
日ごろ何となく使っている電気製品ですが、頻繁に利用するものと偶にしか使わないものがありますので使う頻度と手間によって分けます 我が家のプリンター+プリントサーバ+ハブの待機電力が合計で7Wですが家族も頻繁に使うので切ることはありません 扇風機の待機電力が5Wありますが風呂上りと寝る前に回す程度なので都度コンセントを抜いてます 電気ポットは結構食いますが頻繁に使うので抜きません 洗濯機と乾燥機は1日1回ですが待機電力がほとんどないので抜きません
・・・でも旅行のときはほとんど抜きます
●「節電が製品寿命を縮める場合もありますが知ってますか!?」
節電する人の多くがあまり考えたことないと思いますが専門知識のある人なら常識です 機器に電気が流れると熱が出て部品が膨張します、電気を切ると熱が冷めて部品が収縮します これが繰り返されると疲労して壊れてしまいます 針金を曲げたり伸ばしたりしているとやがて折れてしまうのと同じなのです 特に影響を受けるのが「電解コンデンサー」という電子部品でほぼ全ての家電製品に使われているます 壊れると発火したり破裂するケースもある重要な部品です メーカーは通常の使い方なら10年くらいは問題ないよう設計してますが、節電でコンセントを度々抜き差しする行為は想定されていないので寿命を早めてしまいます 節電はできても壊れたのでは「節約」とは言えませんので高価な物や大切な物はコンセントを抜く前に「壊れても悔いはない」か考えてみましょう
また、蛍光灯(非インバーター)は連続で点灯していれば1年間は切れませんが15分置きに点灯・消灯を繰り返すと2週間と持ちません しかし点灯・消灯の多い蛍光灯に「電子点灯管(電子グロー)」を使えば寿命はかなり改善されます 製品の特徴を知ることも節約する上で大切だと考えます